塾長の想い -BLOG-
塾長の想い その3
2019/06/21
本日はある会社の株主総会に
株が趣味の私としては、ちょうどえいごのもりが休みの水曜、金曜に株主総会があるときには、うきうきしながら出かけていくことがあります。
なにが楽しいって、その会社の社長をじかで見られることです。
今日の社長は立派な人でした。
株主からのどんな(うっとうしい)質問にも、誠実に、きちんと答えていらっしゃいました。
しかし、株主の中には難しい人もいますね。
株をどれだけ高く買ったか、どれほど買ったか、どれほど下がったか、ねちねちと、質問というより延々と愚痴っているのです。
(ちなみに 私の株が下がっている。は英語で My stock is losing value.)
次の発言者が、「株価は水ものだから気にしない」と言います。
ここで私は、水ものって何だ? と思います。
(軽蔑しないでください。私は皆さんほどは日本語を知りません)
携帯の辞書で調べると、uncertain thingと出てきました。
冠詞をつけたら、an uncertain thing でしょう。
はっきりわからないもの、という意味です。
ネットで調べると、a gamble とも出ます。こっちのほうがしっくりきますね。
良いものが勝つとは限らない、といった意味を含んでいます。
それなのに、立派な仕事をしていたら株価はあとからついてくる、みたいなことを続けて言っていました。
そんなことはありません。
立派な仕事をしていても、いや、立派な仕事をしているからこそ、結果がなかなかついてこないのは当たり前です。
あくどい仕事をすれば、結果はあっという間についてきます。
私が株式投資をするのは、この会社は立派だ、価値のある仕事をしている、と思うからです。
だから業績のいい会社でも、尊敬のできない会社には、決して投資しません。
養育費保証事業なるものを始めたこの会社は実に立派だと私は思います。
ひとり親世帯では全体の2割程度しか養育費を受け取っていないそうですから、子どもの貧困の大きな要因の一つでしょう。
この国は女性と子供を徹底的にいじめているのです。
アラジンの実写版を見た女性たちはそのことに気づいてください。
ああ、それにしても、株式会社って、こうも株主にうるさく言われるのね。
私はぜったいに法人成りなどせず、ずっと個人事業主でいようと思いました。