塾長の想い -BLOG-
塾長の想い その16
2019/08/19
今日は8月15日
おととい、生徒さんが
The day after tomorrow is August 15.(あさっては8月15日)
と言っておられました。
Ah. Obon, right? (ああ、お盆ですね?)と無邪気に聞くと、
The anniversary of the end of the war.(終戦記念日です)と返ってきました。
ああ、そうか、そうか。そうだった。。。
なんでこんな重大なことを忘れていたんだろうと思いました。
だのに、今日、ドラマの「なつぞら」を見ようと7時58分ごろにテレビをつけたら、アナウンサーが黒い服を着ているのを見て「ん?なんかあった?」と思ってしまいました。
なんでこんな重大なことをすぐに忘れてしまうんでしょう。
さて、酷い天候のせいか、午後からのレッスンがキャンセルになったので、図書館で予約している本を取りに視聴覚センターに行こうとして、ふと思いました。
今日はお休みではないだろうか。
いいえ、休みではありませんでした。
終戦記念日は国民の祝日ではないんですね。
それに厳密には実際に終戦となった日ではないのでは。
正式に降伏したのは9月2日ですよね。
8月15日は玉音放送のあった日です。
多くの国に対日戦勝記念日のようなものがあります。
アメリカではVJデー9月2日、
イギリスではVJデー8月15日、
ロシアでは第二次世界大戦終結の日9月2日、(ソビエト連邦時代は対日戦勝記念日で9月3日)
中華民国では対日戦勝記念日9月3日、
中華人民共和国では対日戦争勝利記念日9月3日、
韓国では光復節8月15日、
北朝鮮では解放記念日8月15日
ベトナムは国慶節9月2日。
私たちの場合は敗戦ですから喜んだり祝ったりするわけではなく
深く反省し、より良い未来への思いを寄せるための日なんでしょう。
9月2日にしたほうが分かりやすいんじゃないですかね。
夏休みが終わってすぐに学校で先生が話をしやすいです。
そしてその日は祝日にしては?
※2019年8月15日時点の記事です。