塾長の想い　その５２

2020/06/11

もやいとあじいる

先日、志尊淳さんが医療従事者支援に
1000万円の寄付を行ったというニュースが飛び込んできました。

志尊淳さんといえば、朝ドラ『半分、青い』に出てたボクテじゃないですか。
あんな若い子がそんなに寄付するなんて、なんて偉いんだろう。
私もこうしてはいられない、あとに続け、
とささやかな寄付の実行を決意しました。

貧困の社会的解決を目指すもやいにしようと決めました。
それには訳があります。

前にも書いたかどうか忘れましたが、私はネットが好きです。
ステイホームの間は、暇を持て余して、
常駐する掲示板で多くの人とお話ししました。
そのなかに、コロナで仕事がなくなって困窮していると訴える人たちがいました。
もう5日もろくに食べてないとかいうひともいます。
私は、たまたま、もやいの名を知っていたので、
そこで相談するよう助言しました。けっこう多くの人に。

しかし、過去のことを思い出すと、ちょっと罪悪感も覚えます。
遠い昔のいじめにおいて、ネットで人権擁護局のことを教えてもらい、
たいへん有益な助けを得ることができたので、
その後、いじめや人権侵害で悩んでいる人に出会うごとに、
人権擁護局は助けになるよとアドバイスをしまくっていたのです。

すると、あるとき、
人権擁護局に相談が殺到してパンク状態というニュースが出たのです。
今までそんなことなかったのにどうして急に、
と職員は不思議がっていたとのこと。
（まさかと思うが私のせい？）

ひょっとして、もやいさんにも迷惑をかけたのではと心配だったので、
贖う機会を得られたと嬉しく思いました。

お金を振り込むときにこのことを
備考欄に書こうかと思いましたが、長くなるのでやめました。
代わりに、
そうそう、確か台風の時にホームレスを助けてたよなと、
そのことを書いておきました。

すると、しばらくして、もやいさんから電話がかかってきました。
「台風のときには、特に何もやっていないのですが、
他の団体と間違えているのでは。あじいるさんとか・・・」

ああ！
そうだった！
台風のときにホームレスを助けてたのは、あじいるだった！
ブログの塾長の想い　その２５　人の命を守る行動にも
書いていたのに間違えてしまった！

うわーっ、なんという失態！

「あじいるさんとも仲良くしていますので、良かったら、お金はあじいるさんにお渡ししておきましょうか？」
「いえいえ！もやいさんがお使いください！」
「そうですか。ありがとうございます」

なんとも、ちゃんとした団体だなあ。

さて、後日、神様からのご褒美が。
持続化給付金入金のお知らせがありました。
嬉しいな。頑張って事業を継続させます！

感染拡大防止協力金と定額給付金が入金されたら、
ささやかながら、あじいるさんにも、
そしてコロナ対策に頑張ってくれた政治家の方お一人にも
寄付させていただきたいと考えています。