塾長の想い -BLOG-
塾長の想い その6
2019/06/30
石川憲彦先生からメールが
先日、懐かしの石川先生からメールが来たので、ぜひともこちらをご紹介しておきたいと思います。
オンライン相談室と書籍詳細ページのURL。
『成長とは発達とはなんだろう?』詳細ページ
https://japama.jp/kokorogaku_2/
オンライン相談室
https://japama.jp/omline_soudan/
本を出されたのですね。
さっそくアマゾンで注文しました。
オンライン相談室も始められましたか。
石川憲彦先生は、児童精神科医で、小児科医。
林詩の森クリニックの院長先生でもあります。
あれはいつのことだったでしょうか。
私が初めての本を出したのが2005年だったので、その1年後かそこらでしょう。
ある出版社から、ある本を翻訳して出版することになったのですが、
監修が必要ということになり、私が「石川憲彦先生に」と強く主張したのです。
面識はありませんでしたが、雑誌やネットで石川先生の考えは熟知していました。
「私のほうからお願いしてみましょうか」と言ってみると、担当さんにぴしゃりと断られました。
「いいえ、出版社のほうから聞きます」
そして、何日かのちに聞いた答。
「石川先生はお断りになりました。ご高齢で、体調も良くないそうです」
その出版社とはそれから色々すったもんだがあり、結局出版は取りやめになりました。
一年も拘束された挙句、これです。
「弊社とおつきあいしている先生方と真逆の考え方のこんな本を、出版するわけにはいきません」
数か月後、以前の本の執筆の際にご協力いただいた障害児を普通学校へ・全国連絡会から、学会の集まりに呼んでいただき、石川先生に紹介してもらえました。
「先生、どうして、あの本の監修をお断りになったのですか」とお聞きしたところ、
「そんな話はまったく聞いていない。聞いていたら、ぜったい断ってなんかいない」とのことでした。
ああ、あの出版社はウソをついたのですね。
その本は、数年後、別の方の翻訳で、別の出版社から出版されました。
しかし、オリジナルと翻訳が違いすぎです。超訳でいいのでしょうか。
まあ、かなり昔に出た本だし、ねえ。
ところが最近、その本の第二弾がアメリカで出ていたことを知りました。
The Myth of the ADHD Child, Revised Edition: 101 Ways to Improve Your Child's Behavior and Attention Span Without Drugs, Labels, or Coercion
直訳してみましょう。
『ADHDの神話、改訂版、薬もレッテルも強制もなく、貴方の子供の行動と集中力(持続時間)を改善する101の方法』
これは超訳ではなく完訳されるべき本かと思います。
誰も手を上げないのなら、しばらく様子を見てから私が版権を買いたいです。
石川先生はまだ監修を引き受けてくださるでしょうか。