塾長の想い -BLOG-
塾長の想い その19
2019/08/28
ディスカッション、英検、国連英検、TOEFLにお勧めの一冊
相模原の図書館で、とても面白い本を見つけました。
『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』です。
英検・国連英検・TOEFL iBT対策としても効果的とあります。
たしかに二次対策用に良さそうですね。
CD付きです。
書いたのは植田十三さんと上田敏子さん。
植田さんの本は、たしか他の物のも面白かった。
この本のなにがいいかっていうと、
普段のフリートークではなかなか出てこない
政治、科学技術、国際、環境、教育、医療などの用語が
網羅されていることではないでしょうか。
アマゾンのレビューでは、ここまでのレベルじゃなくても
英検1級には受かると書いてあります。
英検二次はほぼこれだけで受かったと書いてるレビュアーもいますね。
CDは、ディクテーション、リピート、シャドイングなどに使えます。
ディスカッションのネタも豊富です。
The seniority system vs. the performance-based pay system
(年功序列制と能力給制のどちらがよいのか!?)
The pros and cons of work-sharing
(ワークシェアリングの是非とは?)
Should there be a legally mandated ceiling on weekly working hours?
(1週間の労働時間を法的に規制すべきか?)
The pros and cons of hydroelectric power generation
(水力発電のメリット、デメリット)
Is space exploration worth the cost?
(宇宙開発は費用に見合う価値があるのか?)
Japan’s roles in the international community
(日本の世界での役割)
Should the justice system focus on rehabilitation rather than retribution?
(司法制度は矯正と懲罰のどちらを重視すべきか?)
What can we do to decrease waste?
(ゴミを減らす方法とは?)
The pros and cons of corporal punishment at school
(学校での体罰の是非)
The pros and cons of organ transplant
(臓器移植の是非)
The values of sports for children
(子供にとってのスポーツの持つ意義とは?)
こういったことがらをディスカッションで話したいなとわくわくします。
でも!
この本で出てくる例題を丸暗記して、
「こういう考え方もあれば、こうも言えるので、人それぞれですね」
などと言うのだけはご勘弁を。
そういうの一番つまんないんだから。
稚拙な言い方であっても、あなたが心から思うことを言って下さい。
面白いディスカッションはそこから始まります。