塾長の想い　その３５

2019/12/05

自然にかえれ

第２５回国連気候変動枠組み条約締約国会議（COP２５）で
環境NGOでつくる「気候行動ネットワーク」（CAN）が
日本、ブラジル、オーストラリアに対して、
温暖化対策に後ろ向きと認定する化石賞を与えました。
大規模森林火災のブラジルとオーストラリアは分かりますが、
日本はちょっとかわいそうじゃないですか。
あのひとたちに原発事故の起こった国の気持ちがわかりますか。
原発再稼動が嫌なので石油に頼らざるを得ないのです。

Shame on you, Japan. （日本よ、恥を知れ）

骸骨の服を着た男からそう言われ、
賞状を受け取り下を向く日本人と見られる男性。
いじめだわ。

しかしどうも日本は化石賞常連らしいですね。
なんでアメリカをさしおいて、と思ってたら、
アメリカも常連で、特大化石賞とやらももらったことがあるとか。

環境関係の人々にはむかっとくることも多いのですが、
それでもやはり、
アマゾンの深林は守られて欲しいし、
日本もクリーンエネルギーにシフトしてほしいですね。

ある日、友達からメールがありました。
放送作家になった◯◯ちゃんの作品が
◯曜日の◯時にラジオで放送されるから聞いて、と。
はて、困った。うちにはラジオはありません。（教室にはあるけど）
ラジオを聴く習慣もありません。
でも探したら、手回しラジオが見つかりました。
ハンドルをグルグル回して、
無事一時間の放送を聴けました。

そうそう、こうやって人力発電すればいいんですよ。

非常用ポータブル発電機は、
自転車のように足でペダルを漕ぎ、
１秒間に1．5回転以上のペースで漕ぐと発電します。
一人でやると疲れるので交代で漕いだら
計算上は130分あまりでiPhoneフル充電できるようです。

この日本、いったいどれだけの人たちが、
お金を払ってまで、ジムやらライザップやらに行ったりして
運動をしていることでしょうか。
その運動量で発電させてはいかがでしょう。

話はまた変わりますが、
機械式駐車場って、あるじゃないですか。
あれって、できたときには、便利なものだと思われたでしょうね。
少ないスペースで、たくさん駐車できると。
でも、ここにきて、あれは実は負の遺産だとみんな思うんです。
サイズの合わない車はとめられないし、駐車は難しいし、
メンテナンスは大変だし、
修理代はばか高い。
だから駐車場を作り変える時は平置きにするんです。

便利な物、とくに機械は、あとで結局じゃまになる。

掃除機も、何台か買い替えたけど、けっきょくほうきが一番ですね。