塾長の想い -BLOG-
塾長の想い その153
2024/09/03
恐怖の緊急事態条項
9月12日は、自民党総裁選の告示日だそうです。
今のところ12人の立候補者がいるけど、何人が、誰が残るかしらと聞いたところ、某生徒さんによると、
石破、小泉、高市、河野だろうとのこと。
聡明な生徒さんのこと。予言が当たりそう。(小林さんがカッコ良いという私の個人的好みは置いといて)
しかし、誰が総理になっても、恐怖の緊急事態条項が憲法に挿入される点では一致しそう。
そう思うと、できるだけパッとしない人が総裁に選ばれて、もう、この党ダメだーっと国民が失望したほうが良いような。。。
私、ウクライナ紛争が始まったばかりの頃、赤ん坊が泣きながらお父さんの頭を叩いていたシーンが忘れられません。
両親と子どもが国から逃げようとしていたとき、18歳から60歳の男は残って戦え、と言われたんですよね。
戦争を放棄している日本ではそういうことが起こり得ないと思っていましたが、緊急事態条項が憲法に入ってしまったら、不可能だと言えないじゃないですか。
おまけに自民党案では、災害も感染症も緊急事態に含まれてしまうのです。
災害で、左に行け!と言われて、違う!右だと判断して、何人もの人を引き連れて右に行って助かった例があります。それが不可能になりかねない。上が正しいという証拠などなにもないのに。
コロナ禍では、わざわざデマと分かるようなデマの例を挙げて、ワクチンを嫌がる人はこういうデマを信じるばかであるかのようなワクチン推進がされていて、不愉快だなあと思っていましたが、緊急事態条項の入った憲法下でのパンデミックでは、もっと不愉快な思いをするんですかね。
そのような不安を払拭するような可視化された説明は、これまで成されていないです。
この国会質問に対する答弁も雑なものでした。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a208139.htm
総裁候補者たちが討論で、これについてどう話すか、期待します。